レーザー加工海苔とは?
●レーザー加工海苔とは?
レーザー加工海苔は、レーザー加工機を用いて海苔をカットしたり、海苔表面を焼き付けることで、絵柄をつけた海苔のことです。
手作業では、カットが難しいデザインも表現できるのは、レーザーカットならではです。
カット方法がレーザー光線での焼き切りになりますので、カット部分が多かったり、細かな加工になりますと焦げの風味が感じられることがあります。
食事の時間をもっと楽しく
食材としての海苔のおいしさを追求すると同時に、「お客様へさらなる価値を提供することができないだろうか」という取り組みの中で、海苔をどのような形にもカットすることができる清水海苔独自の製造技術を開発いたしました。
オリジナリティでSNS映え
昨今、InstagramやTwitterなどのSNSには、ご自身が食べたお料理の写真をアップする方が多くいらっしゃいます。
お料理にレーザー加工海苔を使用する事で、乗せるだけという手軽さでSNS映えするフォトジェニックなメニューにでき、味だけではなく、見た目でもオリジナリティをアピールでき他店と差をつけることができます 。
●レーザー加工の種類
レーザー加工には、形を切り抜く「切抜カット」カット部分を切り落とさない「ラインカット」表面を焦がす「焼付」の3種類の加工方法があります。
【レーザー加工 切抜カット(外側を残す)】
素材をレーザーを使いデザイン通りの形に切り抜きます。
料理に配置した際など、加工のデザインが一番はっきりと分かり、湿気に触れてもデザインが消えてしまう事が無い為、お弁当などにもご使用いただくことができます。
切り絵と同じ手法のため、繋がっていない部分は欠落してしまいます。
欠落してしまう部分には、補強や留めを作るなどデザインの変更が必要な場合があります。
また、焼付やラインカットに比べ、細い部分などが脆くなりやすい為、はっきりしたデザインがオススメです。
【レーザー加工 切抜カット(ダイカット)】
同じ切抜カットですが、海苔を絵柄の形に切り抜きます。
すべての線が繋がっている状態にしないといけないため、元のデザインに加筆したり大きさを変更する作業が必要になる場合があります。
【レーザー加工 ラインカット】
切抜きカットと同じようにレーザーでデザインを切っていくのですが、デザインの外周をレーザーでなぞるようにカットしていき、線を所々破線化することで、抜け落ちてしまわないようにしています。
こちらも、湿気により絵柄が消えてしまったるすることが無い為、切抜カット加工同様イートインはもちろんお弁当にもご使用いただけます。
線でのカットの為、切抜加工よりも丈夫ですが、遠目から見た際にデザインが分かりにくい場合があります。
下地の食材にピッタリとくっつけると、はっきり絵柄が見えます。
また、下地の食材の色合いが暗い、または濃い色の場合、ぴったりくっつけても絵柄が分かりにくい場合があります。その場合は、スライスチーズなどに一度貼り付けて使用すると絵柄がくっきり見えるようになります。
例)ちびまる子ちゃんカットのりはこちらの手法で制作しています。
【レーザー加工 焼付】
素材表面をレーザーで焼き付けることで、色味を変えます。
焼き付けた時の色合いは、素材の材質によるため、色の指定や濃さの設定などはお受けできません。
(海苔の場合は、焼付した部分が“白っぽく”なります。)
焼付加工は、長時間湿気に触れると加工部分は、変色し、見え辛くなってしまう事があるため、すぐに召し上がっていただけるイートインでのご使用がオススメです。
●素材へのこだわり
自社工場で焼き上げた海苔を使用
レーザー加工に使用するのは、お海苔屋さんだからこその美味しいお海苔です。
産地などにこだわらず、その時美味しい国内産の海苔の中から、カット加工に適したものを厳選し、自社工場で丁寧に焼き上げて使用しています。
原材料名
乾のり(国内産)