ごあいさつ
『「楽しい食」を創造し、豊かな生活に貢献する。』
お客様の目線を大切にしたモノづくりを通して、「これでいい」ではなく「これがいい」と思っていただける商品をつくる企業になりたいと考えています。
『素材のもつおいしさの追求』
昭和60年に海苔専門店として創業して以来、海苔のプロフェッショナルとして最高品質を求める寿司店様からご家庭でつくるおにぎり用まで、日本の「おいしさ」づくりに厳選素材でお応えしてきました。しかしながら、海苔をはじめとする日本食材の知られていない魅力はまだまだたくさんあります。限られた地域でのみ食されている食材の発掘、意外な食品との組み合わせのご提案など、その可能性は無限にあります。
『価格以上に価値あるものを』
清水海苔は、乾燥、焼き、加工、パッケージングまでのすべてを自社で一貫して行い、多種多様な個性をもつ海苔を最高の状態に仕上げています。この生産体制により多種多様な個性をもつ海苔を最高の状態に仕上げ「小ロット」「短納期」を求められるお客様の多様なニーズにも柔軟に対応しています。また無駄な工程、時間、コストを最大限減らした最短距離での製造を日々の課題とし、お客様にとって価格以上に価値がありご満足していただける商品をお届けすることを目指しております。
『見た目に楽しいデザイン食品の開発』
昨今、「食育」の観点からも食品にもデザイン性やメッセージ性などの遊び心が求められるようになったように感じます。清水海苔は「もっとおいしく」「もっとたのしく」をテーマに自社独自のレーザー加工や可食印刷技術を使用した商品開発を担当する部門を立ち上げました。レーザーカットのり、可食プリントクッキー、可食プリントマシュマロなど、普段の食卓のみならず、お祝い事など特別な場面での食事や料理を彩る多くの新商品の開発にも力を入れています。
海苔へのこだわり
『「まっすぐ」に海苔と向き合う。』
自然の産物である海苔は、気候や風土の影響を多分に受けます。産地、収穫時期、その年々によっても品質が大きく変化する海苔をどのように見極めて買い付けを行うか。海苔業者にとってこの選択こそがもっとも難しい作業であるとともに、会社の個性を発揮するための勝負所でもあります。
全国の産地情報を事前に細かく分析し、その後現地へ赴き「味」、「品質」、「香り」を実際に五感で確かめ、海苔をお届けするお客様がどのようなシチュエーションで召し上がるかを明確にイメージすることでニーズに合った最高の原料を見つけ出します。
日本全国の多種多様な海苔を最高の状態でお客様の手元へお届けするためには、それぞれの海苔の個性にピッタリ合わせた加工を行うことも必要となります。買い付けた海苔のおいしさを最大限引き出すために、清水海苔は仕入れから最終商品までの工程をすべて自社工場で一貫して行っております。
加工機械の発達により、製造工程はより便利に進化してきましたが、海苔のおいしさのピークを見極め、そこに焦点をあわせて焼き上げる作業は職人の経験が頼りです。
海苔のプロフェッショナルとして長い経験が求められるこの仕事に近道はありません。常に真剣勝負でひたむきに海苔と向き合います。
安全性への取り組み
清水海苔は、衛生管理の専門家の指導に基づき、設計・標準化された製造工程、衛生管理マニュアルを遵守して商品の製造を行っております。そして、定期的にこれらを再検討することでお客様にとってより安全な食品をお届けすることを目指しております。
従業員へのマスク着用、手洗い指導、製造部品の清掃及び消毒を徹底しております。
『製造管理』 | 製造工程ごとにマニュアルを作成し、商品品質、生産量の安定を図ります。すべての製造記録をトレースできる資料として保管するとともに、このデータを品質、生産効率の改善に役立てます。 |
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『施設、設備の衛生管理』 | 製造施設の清掃、製造設備の洗浄・保守点検、監視・計測用機器の校正をマニュアルに従って行い、実施記録を保管します。 |
『従業者の衛生管理』 | 従業者の毎日の健康チェック、定期的な健康診断・検便検査を実施し、また作業前の手洗い・殺菌、作業場への入退室方法、制服の着衣基準、トイレ・休憩所の使用方法を規定し、これらの記録を保管します。 |
『従業者の衛生教育』 | 日々の衛生管理に関する注意事項について、毎日の作業前に従業者に伝達します。法律改正、衛生管理方法の変更、重要な注意事項説明が必要な場合は、従業者全員参加のミーティングで指導を行います。 |
『衛生害虫への対策』 | 外部の専門業社へ委託し、定期的なトラップ調査、駆除を実施しております。モニター結果を分析し、衛生害虫の種類、発生原因、侵入経路を特定し駆除を行うとともに、必要に応じて抜本的な対応を検討します。 |
『事故対応について』 | 事故対応マニュアルに従い、責任者が対応にあたります。重大な健康被害につながるおそれのある場合には社内に対策本部を設置し、社外関係機関へ調査協力を要請します。事故の原因、対策の経緯を書面で保管し、再発防止策を検討します。 |
施設紹介
お客様に安心して召し上がっていただける商品づくりのために、5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・教育)を基本とした
工場環境の改善に日々取り組んでおります。
①前室
工場入室時には、粘着ローラーで作業着に付着しているホコリ・毛髪等を取り除きます。
その後手洗い、消毒液で手指の殺菌を行い、新しいニトリル製手袋を着用して工場へ入室します。再入室する際にも同様の手順を行います。
②海苔焼き釜
海苔原料を高温で焼成する工程で、菌やカビが生息するのに必要な水分がなくなり(水分含有量5%以下)これらの発生を抑えることができます。焼き釜の温度設定の不備による加熱不足を起こさないために、毎日の始業前に温度の設定確認を行います。
③形状異物選別機・カウンター集積機
原材料由来の異物が混入している可能性のある海苔を、カメラ画像で検出し除去します。また設定した枚数で焼海苔を集積します。始業前点検と定期的なメーカーメンテナンスにより、動作不良による異物検知もれ及び数量違いの発生を防ぎます。
④裁断加工・きざみ加工
縦20㎝×横18㎝の焼海苔原料を、使用用途にあわせた形に裁断します。切刃の欠損による異物混入を防ぐため、始業前後に割れや欠けなどの異物の発生がないか確認します。
⑤包装ライン
シーリング機→金属探知機→ウェイトチェッカー→目視検品の工程で、商品を包装します。金属異物の混入、量目不足等は検査器によりチェックを行います。シール不良、包装資材の破損がないか最終の目視検品で確認します。
会社概要
商号 | 清水海苔株式会社 |
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所在地 | 〒424-0914 静岡県静岡市清水区港南町1-27 |
info@shimizunori.co.jp | |
代表者 | 代表取締役 堀貴光 |
設立 | 昭和60年10月 |
資本金 | 1000万円 |
事業内容 | 海苔、海産乾物、農産乾物、菓子類の加工、販売 |
従業員数 | 25名 |
『日本財団 海と日本プロジェクト』
清水海苔は、「いつまでも変わらないおいしさ」をこれからも守っていくために、継続的な社会の実現に、日々の経済活動を通じて取り組んでまいります。
『JFS-B規格』
清水海苔は、JFS-B規格を取得いたしました。
JFS規格は一般社団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)が構築した国際整合性のある国際レベルの食品安全規格です。
今後も、お客様へ安全で安心な製品をお届けするためこのシステムを維持するとともに、さらなる品質管理体制の強化に努めてまいります。